私の傷穴に埋めれるピースは無い（PAIN）

強がりな笑顔
表情筋こそ総動員させてはいるけれど、その強張りは裏腹に深い悲しみを表現しているわ
貴方の心は今、鋭い雨にさらされているのよ
その花を殺さないで
たしかに私たちの心は枯渇寸前よ
でもね
私達の苦痛、退屈、普通・・・ええ、そんなのは当たり前・・・でも
その当たり前でうんざりしてたものがいつしか意味を帯び始めて私達に新しい視界を眺望させてくれる唯一のものなのよ
私達は幾多の痛みを乗り越えてきたわ
けれど、私たちはいつだって未熟だし、なんでも忘れてくし、人生のマニュアルなんてものはどこにもないわ
それでも私たちはただ（こんな言葉は下品だけれど）、根性で生きてきたところがおおいにあるのよ
私達はとにもかくにも自信がなくて、確信も得れれない毎日だし、すべてが不明瞭のローテーション、その湯船につむじまで浸かってのぼせてるわ
常識はずれのエブリデイ
安息日を教えて？
ドライな季節
大地の掟に逆らう無謀さで
楽園のBeast
NO.
結局の所、私たちは生まれた時から罪人なのよ
私達だって所詮、動物
そうよ
生半可に整えた知恵のお風呂で不全感の窒息に溺れてる憐れな生き物、それが私たち
魔女の呪いは解けることを知らないのよ
ダイヤモンドのように輝いてる強張りなんて人間味を感じないわね
すべてを二重線で消せたなら、未来も消しゴムで消せたなら・・・
ハッピーエンドを付け加えて？
私を置き去りにしていく四季達
あの日置き去りにした落書きを思い出して
私の心の弦を、優しく鳴らして・・・
人生に攻略本なんてないのよ
どれだけハッスルしたって
そうよ
人生は物語のように綺麗になんて終われれないのよ
残酷なシナリオ
すべてに課されたカルマ
渇いてるのよ、私は
私をひとりにして！（私をひとりにしないで・・・）
私はもてあそばれていたというの？（私をもてあそんでいたのは私自身よ・・・）
全ての矛盾を見つめて、目隠しはとうに外されたはずよ
心のひきだしを開けて
どうしようもない私たちを焦がして
私が泣いている
私自身、私の涙の意味を知らないし、知れない
ちょうど夢の中だとキーボードをまともにうてないあのもどかしさに近い感覚
ちょうど積み上げられたジェンガを小突きたくなるあのもどかしさに近い感覚
最も遠い場所、最果て、それは、私達の足元
アナタを感じた、あの日の感覚
あの日の太陽を見つめた、あのすがしさで
「また、あの時みたいに笑える日が来るというの？」
HAPPY BIRTHDAY、なんて、そんな可愛らしい響きもとうに過去の感情だけれど
見失わないで
その扉を開けて
イノセントな風景は待ちわびてるわ
優しさを夢にみて
心のコスモス咲いた
せせらぎと木漏れ日
転げ回った草原
小鳥のさえずりに身を任せれば
指し示された道しるべ
私はもうシンデレラでいるわけにはいかないのよ
それでも

全ては、光